理容室と美容室のホントの違い、知ってますか?

理容室=男性用、美容室=女性用といったイメージを持っている人は多いかもしれない。
http://www.excite.co.jp/News/bit/00091187882827.html
でも、本当は、美容と理容では、業務内容が明確に違うこと、知ってますか。
全国理容生活衛生同業組合連合会によると、「美容と理容の違いは、男女の違いではなく、法律によって業務範囲が示されていて、理容師法によると、理容とは頭髪の刈り込み、カット、シェービングやそれに付随することなどで容姿を整えること。一方、美容は、化粧、結髪、パーマなどにより容姿を美しくすることです」と広報担当者。つまり、カットは本来、理容の仕事なのだった。
そもそも、理容の場合、仕事のなりたちは、文明開花の断髪令がしかれたあたりにさかのぼるのに対し、女性は明治時代になっても髪を結うのが普通で、「カットでそろえる」という概念がなかったのだとか。そのため、最初は理容美容が一緒だった法律「理容師法」が昭和23年1月につくられ、徐々に成熟してきたことによって、昭和32年に、単独の法律「理容師法」「美容師法」に分かれたのだという。ところで、美容と理容の違いで、シャンプーに関しても「あおむけでシャンプーするのが美容、前かがみは理容」と説明する人もいるが、最近は理容でも「あおむけ」が増えているそうだ。
「江戸時代から男性は『腹を切る』イメージがあるとして、腹を向けること、つまり、あおむけを嫌ったので、前かがみになったといわれます。また、女性の場合、化粧がとれるから、前かがみはできず、あおむけの方法ができたといわれます。こじつけのようで、本当かはわかりませんけどね」
また、美容室ばかりが街にどんどん増える印象があるが、最近は美容も飽和状態で、全国で25万軒前後の横ばい状態。一方、理容は十数年前から全国で14万軒前後だという。ちなみに、「美容(理容)院」「美容(理容)室」、つまり「院」と「室」はどう違うのか。規模の違いだったりする?
「これは呼び方、屋号の違いだけですね。そもそも法律上の用語では『美容所』『理容所』といって、『院』も『室』も使わない。これはビューティーサロンとかヘアサロンとかと同じで、イメージの違いですね」(続きは→)http://www.excite.co.jp/News/bit/00091187882827.html